6月も残りわずかとなり、7月まで目前となりました。7月と言えば何を思い浮かべたでしょうか。先生たちは、6月の初旬から準備を始めているでしょう。それは、【七夕】です。
園での準備は大変だったな〜。
という記憶が蘇ります。でも、行事が訪れるたびに、子どもたちが喜ぶのなら頑張ろうと言う気持ちになる私です。皆さんはどうでしょうか。【七夕】に向けてみていきましょう。
※今では、スマホ一台で色々調べられる時代となりました。諸説あることを前提に書いて行きます。
七夕とは
色々なところで七夕の由来を目にすると思います。今回は、幼児期を2つに分けて紹介して行きます。
〜3歳児
7月7日の七夕の日は、織姫と彦星の2人が【天の川】というお星様の川で1年に1度会うことができる日です。
七夕に向けて、先生は、短冊という物を作ってきました。これは、5色の短冊を飾って真っ暗な、お空を明るく照らしてあげるためなんですよ。みんながやりたいこと・なりたいもの(夢)など自分のお願い事をお星様に聞いてもらえるように短冊に書こうね。
4〜5歳
みんなは、お星様をみたことがありますか?夜の空に輝くキラキラした光のことです。
星と星を結ぶと、動物の形に見えます。それらを星座といいます。
7月7日の七夕の日に織姫・彦星が登場しますが、この2人の星もあります。
織姫は【こと座のペガ】
彦星は【わし座のアルタイル】
と呼ばれています。この2つの星は、天の川をはさんで向かい合うようにあります。
この2人は、とても仲良しで結婚をしました。しかし、遊んでばかりいて自分の仕事をしなくなりました。それを見た神様は怒って2人を天の川の右と左に分けてしまったそうです。
その代わり、一生懸命働いたら、一年に一度だけ会わせてと約束し2人はその日のために一生懸命働くようになりました。その会える日が7月7日七夕の日なのです。晴れた夜空を見てみてくださいね。
準備するにあたって(子どもたちにおろすにあたって)
必ず実物を準備して子どもたちがイメージをすることができるようにしましょう。
- 導入用(絵本・紙芝居・ペープサートなど)
- 笹の葉
- 短冊、飾り
おすすめの絵本
下で紹介しているものは私がお勧めする七夕関係の絵本です。行事が訪れるごとに絵本を探し回るのが嫌で購入していました。
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笹の葉
今回、自宅用で作ってみました。今年は既製品を買ったのですが、リーズナブルな値段であるんですね。
しかし、子どもたちに見せる時には、是非本物を見せてあげてください。
笹が落ちないし、既製品でもいいじゃない。家でも保管しやすいし。
と、思われますよね。実物を見せることで、本物の色や触った感触、枯れた時の儚さなど、色々な体験や感情(大人が代弁することを前提)を同時に味わうことができます。
飾りを作ってみよう
網飾り
貝飾り
色々飾ってみよう
こんな感じになりました。
おまけの飾り
大人の手よりだいぶ小さい提灯も簡単に作れますので是非飾ってみてください。
最後に
どうでしたか。まだまだ飾りの種類はありますが、大まかな飾りを紹介しました。
七夕は、導入から準備、そして設営と大変ですが、素敵な七夕になりますように。
そして、織姫・彦星が会えますように。
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