ミニトマトがおいしい季節となりました。栽培されている方は、収穫時期で感動しているのではないでしょうか。nyakoも今年は収穫することができました。
「今年は」と言うことは、収穫できなかった時があったの?
そうなんです。1年目は大変なことになりました。
そのことも含めて、皆さんの疑問を紹介して解決していきます。
失敗談①:倒れてしまった。
上の写真が1年目の写真です。
倒れた要因と改善点: プランターの深さが足りない
トマトは、育つにつれて1株約60cm広げるトマト。茎丈は、約1.8mもの高さになるようです。
このように縦にも横にも成長する分、根も、広い範囲に広げる植物といえます。つまり、大きくなるのに、根っこを貼りきれず、支えきれぬまま倒れたということです。最低でも深さは30cmはあった方がいいようです。
そりゃそうだ。
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倒れた要因と改善点: 株と株の間が狭すぎる
初心者がやりがちなのは、プランターの幅があるからと言って、4株植える方もいるみたいです。私もその1人のようですが、改善点としては、株と株の間は50cmはあけた方がいいですね。
失敗談②:黄色くなって枯れる。改善点は?
上の写真は(今年)2年目の写真です。
枯れた要因: 自然な葉の老化
トマトは、縦に1.8m以上成長します。それまでに全ての葉が必要なわけではなく、花が咲き、実がなるとすぐ下の3枚は養分を送る役目を終えるわけです。心配になりましたが、これは大丈夫そうでしたので安心しました。黄色くなった葉は取り除きましょう。
枯れた要因: 肥料の頻度の問題
肥料の量によって黄色くなることがあるようです。肥料が足りていない時や多い時でも葉に変化が出ますので気をつけましょう。
枯れた要因と改善点: 水やり不足
トマトはもちろん植物は、水、太陽の光、肥料が必要不可欠になります。水分が不足すると、根より上の茎や葉っぱは枯れてきます。それが黄色くなる原因になります。水の量に気をつけながら見守りましょう。
これらの要因などで枯れた時は、果実が葉に埋もれている場合、株の下の方から剪定していきましょう。
失敗談③:花が咲かないトマト
咲かない要因と改善点: 甘やかしすぎは厳禁
肥料の頻度については、やりすぎると『ツルボケ状態』になります。それが、葉ばかり茂り、実がつかない状態のことです。甘やかしすぎると、実をつけることを忘れるようですね。
一段目の花が全部実になった段階で2週間に1度一握り与えるといいようです。
失敗談④:収穫前に実が割れている
ミニトマトが割れた要因: 乾燥後の急激な水分
乾燥した日が続き、大量な水分をあげると、ミニトマトの根は、水分を急激に吸い上げます。急激な吸水によって、実が膨らみ、皮が耐えきれず割れます。
ミニトマトが割れた要因と改善点: 強い日差し
ミニトマトは、青い実の時に日差しを浴び続けると皮が硬くなります。硬くなると、大きくなる力に耐えきれず、割れてしまいます。
割れないためには、『一定の量の水をあげる』ことがいいですね。そして、あまりにも日差しが強い時には、室内に入れることを勧めます。
雨が降った時は、屋根に移動させたり、ナイロン袋を被せたりするなど、工夫が必要になります。
最後に
どうでしたか。愛情注いで育てたのに失敗すると悲しいですよね。
- 30cm深さのある10号以上の鉢を買い、数株入れるのであれば、50cm幅をとって植えよう
- 葉が枯れるのは役目を終えた状態のため、心配する必要はないこともある。
- 肥料は、一段目の花が全部実になった段階で2週間に1度一握り与える
- 一定の量の水あげを心がける。雨の日や、日差しが強い日は室内や涼しいところに移動させましょう。
これらに気をつけて育てて美味しいミニトマトを食べましょう。
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