4月から働き始める方、新しいクラスの方、それぞれ楽しい1年が始まりますね。
その一年で必ずと言ってもいいほどあるものは・・・製作!!!
今回は製作について紹介していきます。道具を揃えて臨んでいきましょう!
実際の現場
幼稚園教諭時代は、
ペアの先生がいて、これまでの経験や例年通り作っていけばいいかな
という考えだったnyako。
しかし、できたばかりの園に就職すると、ペアの先生もいないわけ(1学年1クラスしかないため)で、担任の意向で進めていけることになります。
そうした時、まず考慮しなければいけないことは・・・
4月から3月までざっくり計画することが大切です。
その理由
① 子どもの成長過程があるように、製作も段階が大切。
② 季節や行事等を考慮した、技法を月ごとに取り入れていくと味が増す。
③ 始めから飛ばしていくと、3月頃にはネタ切れになる。
が述べられると思います。
技法の種類について
① 手型 | |
② シール | 1 丸はり 2 両面テープはり |
③ クレパス | 1 はじき絵 2 ひっかき絵 |
④ のり | 1 ぬたくり(手のひら全体で) 2 指を使って 3 道具を使って |
⑤ はさみ | 1 一回切り 1 重ね切り |
⑥絵の具 | 1 フィンガーペイティング 2 〇〇スタンプ 3 はじき絵 4 染め紙 5 にじみ絵 6 タンポ 7 デカルコマニー 8 糸引き絵 9 吹き絵 10バブルアート 等 |
⑦色紙 | 1 折り紙 2 千代紙 |
色々な技法や方法がたくさんあるため、選ぶことが難しいかもしれません。
決め方としては
① 昨年度と同じ技法やテーマは避ける
② 子どもたちの実態に合わせて自分なりに難易度わけをしてみる。
例:1 タンポ 2 フィンガー 3 スタンプ(野菜や手作り花スタンプ)
③ 自分の学年の前後のクラスより難易度はどうか確認をする。
例:4歳クラスが5歳クラスより難しいと後々、トラブルのもとになるかも・・・
新人の先生は、色々調べた後に先輩方に確認することをお勧めします。
製作をするにあたってのコツ特集!
製作をする時のコツってないですか?
便利な道具があれば教えて欲しい
こんな声がよくあがってきます。
そうですよね。
綺麗に仕上げたいけど、
早く仕上げたいですよね。
そんな私の製作過程を紹介します。
道具を揃えよう
ここで紹介しているものも揃えてもらえたらさらにいいですね!
はさみ、のりは必需品ですね。
たかがはさみ、されどはさみ。
たかがのり、されどのり。
何個も買っては、試し、買っては、試した私ですが、本当に、道具は大事です。
画用紙を切ろう
画用紙を切ってと、お願いされて一枚ずつ切っていると・・・
遅い。早く切ってもらわないと困る。
と、若い頃に言われたことがあります。そんな言われた人も少なくはないのではないでしょうか。
そんな時は、
① 画用紙を3枚重ねる
② ホッチキスでとめる
③ まとめて切れる
折り紙の場合は、5、6枚重ねられるものが多いので試して見ましょう。
丸を綺麗に切りたい
丸シールがあるから代用しても可なのです。使えるものは有効活用しましょう。
しかし・・・園によっては、
丸シールは、安っぽく見えるし、
愛着がわかないのよね・・・
それは、上の方次第の判断になりますので、使う場合は確認をしましょう。
さて、本題に入りますと、これは、本当に多い声です。
たくさん切って、感覚を覚えるのみ・・・かな
と、言っている場合ではないですよね。そんな時は、
丸パンチで切っていきましょう。今では、100均で色々な形があるように、丸の形も売っています。
しかも、小さいものから大きいものまであり、大きさが色々あるので、検索して見たらすぐ出てきます。是非活用して見て下さい。
最後に
どうでしたか?園の方針や進め方、決め方、考え方などがあり、自分の思った作品が出来ない可能性も少なくはありません。いろいろな先生に相談して、話して、決定をすると、みんなが応援をし、うまくいけば手伝ってくれて、楽しい製作物になると思います。
先生も楽しんで取り組んでいきましょう。